宝塚読本


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エンターテインメント ブック
開発者 Peony Co., Ltd.
0.99 USD

書籍定価1,620円⇒150円

ベルばら東京公演を何倍も楽しむ方法とは!?
ヅカを観ずして死んではいけない!

知らない人も大好きな方も大変面白い一冊です!

恋にも仕事にも効く、愛と勇気のビタミン剤、タカラヅカ。
あるようでなかった「宝塚歌劇」入門書。

◆一生に一度でいいから宝塚を観たいのですが、どうしたらいいですか?
◆トップスターになれる人の条件は何ですか?
◆宝塚って、いつも「ベルばら」ばかりやってるんじゃないんですか?
◆本当に「清く、正しく、美しい」世界なのですか?
◆帝国ホテルの向かいに集う女性集団、あれはいったい何者ですか?
……などなど、読めば読むほど宝塚が面白くなる一冊!

はじめに~ヅカファンと呼ばないで~

第1章 宝塚・10のオキテ
その1 どんな非劇でも、最後は華やかなフィナーレ
その2 羽根による階級制
その3 女性は絶対に主人公にならない
その4 毎回一度はラインダンスがある
その5 端っこで踊る人たちも一生懸命
その6 生オケにあわせ日舞を踊る
その7 中大兄皇子もブーツをはく
その8 死に際に髪がほどける
その9 ストーリーの矛盾をついてはいけない
その10 マンネリの番人は演出家

〔絵口〕タカラヅ紙芝居

第2章 初ヅカ体験をしてみたい人のための疑問

◆ 一生に一度、宝塚を観たいのですが、どうしたらいいですか?
◆ 彼女から宝塚に誘われましたが男性も観に行っていいでしょうか?
◆ 宝塚を観て、何かいいことがあるのでしょうか?
◆ 宝塚の有名な作品にはどのようなものがあるのでしょうか?
◆ 男役と女役ってどうやって決まるの?
◆ 各組はどういうメンバーで構成されているでしょうか?
◆ 配役はどうやって決まるのですか?
◆ ライバルどうしの醜い争いはないのでしょうか?
◆ トップスターは何歳ぐらいですか?
◆ トップスターになれる人の条件は何ですか?
◆ 娘投トップスターになれる人の条件は何ですか?
◆ トップスターはやめたらどうなるのですか?

第3章 宝塚に関するとてもよくある疑問

◆ どうして女性が女性を好きになれるんでしょう?
◆ しょせん女子どもの芸能ではないでしょうか?
◆ 宝塚って、いつも「ベルばら」ばかりやってるんじゃないんですか?
◆ レズビアンが多いっていうのは本当ですか?
◆ 本当に男性はひとりもいないのですか?
◆ 結婚している人はいないのですか?
◆ 本当に「清く、正しく、美しい」世界なのですか?
◆ 黒木瞳の宝塚時代はどんな風だったのですか?
◆ 宝塚って、いったいどこに行けば観られるのですか?
◆ うちの娘を宝塚に入れる事はできますか?

インターミッション
~彼女のタカラヅカ・ヒストリー~

第4章 宝塚にちょっとハマりそうな人の疑問

◆ プレミアといわれる宝塚のチケット、どうしたらいい席がとれますか?
◆ 花・月・雪・星・宙の5組のなかで、一番えらいのは?
◆ あの派手なメイクは誰がやってくれるのですか?
◆ スターの毎日ってどんな感じ?霞を食べて生きているのですか?
◆ ファンクラブはあるのですか?
◆ スターと仲良くなりたいのですが、どうしたらいいですか?
◆『スター有望株」をチェックするにはどうしたらいいのですか?
◆ 宝塚の舞台はテレビでやっていますか?
◆ ヅカファンの必読書はありますか?
◆ おすすめのウェブサイトを教えてください。
◆ あの豪華な衣装を自分でも着てみたいのですが?
◆「春日野ハ干代」とは何者ですか?

第5章 ヅカファンの不思議な生態に関する疑問

◆帝国ホテルの向かいに集う女性集団、あれはいったい何ですか?
◆同じ公演を何回も観に行く妻の行動が、自分には理解できません。
◆どうして宝塚の話題だけで何時問もおしゃべりできるんですか?
◆妻と娘が両方ヅカにはまってしまいました。家庭内に居場所があリません。
◆ヅカファンは劇団生徒を『あだ名』で呼ぶってホント?
◆うちの妻を"ヅカから『卒業』させるには、いったいどうしたらいいですか??

第6章 宝塚でもっと腎くなる

◆宝塚で学ぶ世界の歴史
◆歴史の中の宝塚
◆感動ビジネス宝塚
◆宝塚と歌舞伎、宝塚とミュージカル
◆世界の中のTAKARAZUKA

おわりに
~天国のIさんに捧ぐ~

【著者略歴】
中本 千晶

フリージャーナリスト。1967年兵庫県生まれ、山口県育ち。東京大学法学部卒業。株式会社リクルートに勤務ののち、独立。宝塚歌劇に深い関心を寄せ、その魅力をわかりやすく楽しく伝えることが、人生という舞台における自分の役と考えている「ヅカナビゲーターの女S」。宝塚歌劇関係の著作に「なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか」(小学館新書)、「なぜ宝塚歌劇の男役はカッコいいのか」「ヅカファン道」(東京堂出版)がある。「朝日新聞デジタル」の舞台ページでも、宝塚歌劇関連の記事を執筆中。NHK文化センター講師。早稲田大学非常勤講師。